
社会保険労務士の試験勉強、本当に大変ですよね。
受験勉強を進める中で、YouTubeやX(旧Twitter)、InstagramなどのSNSで勉強風景や学習進捗を積極的に発信している方を多く見かけるのではないでしょうか。
身近に同じ社労士試験を目指す仲間がいないことも多いため、「他の人はどんな勉強をしているのだろう?」「自分に足りない知識は何だろう?」と気になってSNSを覗いてみたくなる気持ちはよく分かりますし、需要があるのも頷けます。
しかし、私自身は受験期間中、基本的に**「SNSはやらない派(SNS断ち派)」**を貫きました。
今回は、なぜ私が試験期間中にSNSをやらない選択をしたのか、そしてそれが結果として一発合格にどう繋がったのかについてお話ししたいと思います!
なぜ「SNSをやらない」選択をしたのか?
SNSを利用するメリットとして「モチベーションの維持」や「仲間との情報交換」などがよく挙げられます。
ですが私の場合、それ以上に**デメリットによる悪影響の方がはるかに大きい**と感じたため、SNSとは意識して距離を置くようにしていました。
理由はおもに以下の3つです。
1. 貴重な「時間と集中力」を奪われてしまう
「ちょっと5分だけ…」と思って開いたSNSで、気づけば15分、30分と時間が過ぎていた……という経験は誰にでもあると思います。スマホの画面を見続けることで脳疲労も溜まり、いざ勉強に戻った時の集中力も確実に削がれてしまいます。
また、閲覧するだけでなく自ら情報を発信する側に回ると、さらに膨大な時間が奪われます。
魅力的なコンテンツ作りや「いいね!」・登録者数の獲得に意識が向いてしまっては、本業であるはずの試験勉強に向けるエネルギーが分散してしまいます。
2. やる気を削ぐ「ネガティブな情報」に流される
私が受講していたオンライン講座「スタディング」には、受講生同士が交流できるコミュニティ機能がありました。
「今日は〇時間勉強しました!」「過去問〇周目達成!」といった前向きな投稿なら刺激になりますが、厄介なのはネガティブな投稿です。
「今日は忙しくて全然できなかった」「最近やる気が出ない」「試験が難しすぎる」といった投稿を頻繁に目にすると、「周りもやっていないなら自分もサボっていいか」と、受験マインドがネガティブな方向へ引きずられてしまいます。
さらには、旅行や自作料理の写真がアップされていたり、ベテラン(?)受験生同士で「今年は縁起が良い〇日に出願しよう」といった話題で盛り上がっていたりすることもありました。
毎年の受験自体をイベントとして楽しんでいるようにも見え、「そんなことに時間を使うくらいなら、1問でも多く過去問を解けばいいのに…」と感じてしまったのが本音です。本気で合格を目指す受験生にとっては集中を乱す要因になりかねないため、距離を置くのが正解だと実感しました。
3. 情報過多になり、不安から教材を増やしてしまう
社労士試験は膨大な知識量が求められる試験です。
SNS上には「このテキストが良い」「この法改正が怪しい」「模試の点が〇点だった」といった多種多様な情報があふれています。有用な情報もありますが、あれこれ目移りしてしまうと、「今自分が信じて取り組んでいる教材・勉強法」に集中できなくなるリスクがあります。
特に注意したいのが、スクール系の情報発信です。
「〇〇をやらないと不合格になる」「●●をしないと乗り遅れる」といった不安を煽るコンテンツで受講生を焦らせ、自社教材の購入へ誘導するケースも少なくありません。
どんなに内容が良い教材であっても、ただでさえ広い試験範囲に対して安易に教材を追加してしまえば、消化不良を起こして挫折する原因になります。
「SNS断ち」が一発合格にどう繋がったのか?
SNSと距離を置いたことで、単に「時間を損しなかった」というだけでなく、合格に直結する大きなメリットが3つありました。
1. 自分の「今日のノルマ」だけに100%集中できた
他人の勉強時間や進捗が一切目に入らないため、**「今日の自分が決めた学習計画」だけに没頭**することができました。
社労士試験は自分との戦いです。周囲のペースに焦らされることなく、「昨日より今日、1つでも多く知識を増やせたか」という自分の成長だけに目を向けられたことは、精神的な安定に大きく寄与しました。
2. 可処分時間と脳の「集中力」が最大化された
スキマ時間や勉強の休憩中にスマホでSNSを見ないことで、無駄な情報による脳の疲労(脳疲労)を防ぐことができました。
その結果、浮いた時間をすべて復習や暗記に充てられただけでなく、次の勉強セッションに入る際の切り替えが非常にスムーズになり、常に高い集中力を維持したまま机に向かうことができました。
3. 「信じた教材」をブレずにやり切ることができた
SNS上の「おすすめ教材」や「不安を煽る情報」を遮断したことで、自分が選んだ通信講座(スタディング)をメインとした学習という軸が最後まで一切ブレませんでした。
手広く新しい教材に手を出すのではなく、決めた教材を何度も反復したことこそが、本番で確実な1点を積み重ねられた一番の要因だと感じています。
まとめ:合格してからSNSを楽しめばいい!
SNSでの発信や情報交換は、試験に合格してからいくらでもできます。(実際、この記事も無事に合格した後に書いています!)
SNSの発信と勉強を上手に両立できる器用な方は問題ありませんが、そうでない方は**「受験期間中のSNS利用は最小限にする(または断つ)」**ことを強くおすすめします。
外部の雑音を遮断し、自分が決めた教材と徹底的に向き合う時間こそが、本番での自信と一発合格を引き寄せる一番の近道です。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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