自然災害・ITなど最新トレンドの自動車保険の選び方 5つの見直しポイント!

ないと

今回は、これからの自動車保険の見直しポイント5つについてご紹介いたします。

目次

自然災害・IT時代の自動車保険の見直しポイントについて

自動車保険にご加入の方の中には、一度は自分の保険を見直したことがある方も多いと思います。

最近自動車保険の見直しをされたのはいつでしょうか。

通販系自動車保険の出現や、ドライブレコーダーやブレーキアシストなどの技術の進化・浸透、自然災害の増加など、カーライフを取り巻く環境は常に変化しています。

今回は、自然災害・IT時代の自動車保険の見直しポイントを5つご紹介したいと思います。

自然災害に備え、ベーシックな車両保険の付帯を検討する

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大事なお車に車両保険をかけることをおすすめします。

車両損害は車両保険をかけることで補償されることは知られています。

一方で、保険料の高さから車両保険の加入を見送る方も多いです。

また、億単位の賠償になりかねない第三者の賠償に比べ、自分の車両損害はせいぜい数十万か数百万ですので、あえて保険でかけるほどでもないという考え方もあります。

しかしながら、近年の自然災害は脅威を増しています。

運転中に、土砂災害や冠水被害、河川の氾濫に巻き込まれるリスクは高くなっています。

車両保険のタイプは大きく2つに大別されますが、どちらのタイプでも自然災害は補償の対象です。(※地震などの例外はあります)

  • 一般型(フルカバータイプ、保険料は高い)
  • 限定型(自損事故などは対象外、保険料は安い

限定型であっても、土砂災害や冠水被害、河川の氾濫による車両損害は保険金支払いの対象です。

自然災害から大事な車を守るため、今まで車両保険をつけていない方は限定型の車両保険の加入を検討されることをおすすめします。

※支払われる場合や車両保険料は保険会社によって異なります。

最新のIT技術を取り入れる

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自動車保険も進化しています。

最近の保険会社は、事故が起こったあとに保険金を支払ったり、レッカーなどのサービスを提供したりするだけではなく、運転者(契約者・お客様)が事故に遭わないようにするサービスに注力しています。

事故防止サービスは、契約者・保険会社の両方にとってメリットがあります。

契約者にとっては無事故であれば免許の違反点数に影響することもありませんし、事故による心身の負担もありません。

自動車保険も優良運転者としての割引を受けることができます。

また、保険会社にとっては、たとえ無事故割引で保険料が安くなったとしても、保険金支払いの実績を抑えられることで収益を高めることができます。

各社が力を入れているサービスには次のようなものがあります。

  • ドライブレコーダーで収集した運転履歴のスコアが基準点以上であれば保険料を割引する
  • ドライブレコーダーが、前方車両との追突の危険や、車線はみ出しを検知し、アナウンスしてくれる

買うと数万円するドライブレコーダーですが、保険会社の付帯特約・サービスでは月1000円ほどで最新のドライブレコーダーを使うことができます。

ドライブレコーダーを買うには高いが試してみたい、という場合は自動車保険の付帯サービスがおすすめです。

第三者への補償は「無制限」に、自分のケガの補償も十分に

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高額になりかねない損害にきちんと備えましょう。

ブレーキアシストやドライブレコーダーなどの最新技術の浸透により、近年の自動車事故は減少傾向にあります。

今後も自動運転技術が確立されればますます自動車事故が減ることが期待されています。

それでもまだ今は運転は人によるものですので、うっかりの事故はいつ起こるかわかりません。

また、高齢ドライバーや若者による事故も依然として多いです。

彼らの事故に巻き込まれ、こちら側が被害者となるケースもあります。

彼らが十分な補償内容の自動車保険に加入していなければ、被害者は泣き寝入りになってしまうかもしれません。

したがって、自動車事故の補償額は以下を基本とすることをおすすめします。

  • 第三者への補償(対人賠償責任保険・対物賠償責任保険)は「無制限」にする。
  • 自分のケガの補償も十分なものにする。

なお、「自分のケガの補償」には大きく2つのタイプがあります。

  • 搭乗者傷害保険(定額タイプ)
  • 人身傷害保険(人身傷害補償保険とも呼ばれます。実際の損害を支払うタイプ)

ここで言う「自分のケガの補償も十分なものにする」とは「人身傷害保険」の補償を十分なものにすることです。

搭乗者傷害保険は、事故に遭った場合に、事故の程度や状況に応じて一定額をもらえるものです。スピーディーにもらえるメリットがありますが、定額ですので、実際の損害をカバーできないおそれがあります。

実際の治療費に100万円かかったのに、搭乗者傷害保険からの受取が10万円では不十分です。

一方、人身傷害保険は、実際にかかった治療費・休業補償などをベースに支払われるという特徴があります。

この人身傷害保険があれば、相手が無保険車による被害事故でも十分な補償を得られます。

クレジットカード払を選択する

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クレジットカード払いで少しでもお得に契約しましょう。

「今さら?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、大手保険会社がクレジットカード決済に力を入れたのは比較的最近です。

それまでもクレジットカード決済は存在はしましたが、複雑な手続きのため浸透していませんでした。

どちらかといえばキャッシュレス決済といえば金融機関からの口座振替やコンビニ払が中心でした。

コロナで対面販売の機会が極端に少なくなった影響もあり、今はほとんどの保険会社でクレジットカードでの決済が可能です。

カード決済の方法も以前に比べ簡素化されています。

同じ保険料であれば、カードのポイントが貯まる分、実質的に保険料が安くなります。

保険料の支払いにはクレジットカード払を選択しましょう。

各種特約は必要性を見極めてスリム化させる

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無駄な補償は見直してスリム化しましょう。

保険の補償範囲は広いほうが望ましいですが、ムダがあってはいけません。

保険契約もメリハリをつけて、ジャストフィットなものとするという観点が重要です。

特に、「特約」と呼ばれる、メインの補償(主契約といいます)以外の補償は、必要性が薄いものもありますので見極めが重要です。

その特約が必要かどうかは個人の考え方や事情によって異なります。

ここでは、その基準となる考え方をご紹介します。

  • 「あったらちょっと助かる」程度のものは契約しない。(「なければ困る」という補償のみ加入する)
  • 補償額が比較的低いもの(10万円〜100万円程度)は契約しない
  • 特約の保険料の安さに惑わされない(安くても必要性が薄いものは加入しない)

このような、保険契約に関する自分の「軸」があれば、保険代理店やセールスの言うことをうのみにしない、賢い保険選択ができるようになります。

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まとめ

自然災害・ITなど最新トレンドの自動車保険の選び方 5つの見直しポイント!

  • 自然災害に備え、ベーシックな車両保険の付帯を検討する
  • 最新のIT技術を取り入れる
  • 第三者への補償は「無制限」に、自分のケガの補償も十分に
  • クレジットカード払を選択する
  • 各種特約は必要性を見極めてスリム化させる
ないと

正しい知識を身に付けて、かしこくお得に自動車保険を見直しましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

ないとです。
リスクマネジメントおよび内部統制の国際資格を持っています。
健康・ダイエット・筋トレについての情報も発信中です!
(体脂肪率15%・BMI23・基礎代謝量1800kcal超/日)

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