今回は、CIA(公認内部監査人)対策としてのアビタスの模擬試験の活用方法についてご説明いたします。
アビタスの模擬試験の概要・料金
アビタスの受講生専用サイトから申し込むことができます。(有料です)
パート1からパート3までを1パックにしたもの・・・・6,600円(税込)
各パート単体で申し込む場合・・・3,300円(税込)
パートによっては、複数のバージョン(問題構成)のものが用意されていますので、模擬試験を複数回受けることも可能です。
上記はいずれも2020年10月7日現在のものです。
私は不合格となったパート2の再受験に備え、パート2の模擬試験を2回分申し込みました。
(参考)アビタスとの受講契約・費用について
アビタスの模擬試験の申込み方法・受験方法
以前は受験場所としてアビタスの模擬試験ルームか自宅かを選べたのですが、2020年10月7日現在、新型コロナウイルスの影響で自宅のみの受験となっています。
私も自宅で受験しました。
なお、自宅受験での注意事項として「Google Chromeでの受験のみ可(Internet Explorerは不可)」、「パソコン向けに最適化されており、タブレット端末での受験は推奨されていない」がありますのでご注意ください。
受講生専用サイトで模擬試験の申し込み、受験料の支払い手続きをし、試験を行う任意の日時を予約します。
指定した受験日時の10分前からアビタスの受講生専用サイト上で試験を開始することができます。
試験が終わると、試験結果、および解答解説のプリントがもらえます。
出題環境は本番環境にそっくり
制限時間の表示、問題文、選択肢の表示方法、フラグの設定まで、本番と同様の出題環境で試験を受けることができます。
(ただし、英文の問題の表示はされません。日本語のみです)
PC上の電卓(マウスでの入力に慣れが必要)もそのまま再現されていますので、試験本番環境での計算問題に慣れるのにはちょうどいいと思います。
模擬試験の活用方法について
本番環境に慣れる
さきほどの説明と重なりますが、本番環境とほぼ同じ条件(制限時間、PCの操作、電卓での演算)に慣れることで、本番でのあせりや緊張をなくす効果が期待できます。
また、模擬試験ではすべての問題を解くのに時間が足りなかった、問題を見直す時間がなかったということであれば、本番での時間配分の見直しや、フラグの有効活用の検討、あるいはできるだけ問題を早く解く練習を重ねるなどの対策が可能になります。
また、模擬試験では初見問題(これまで解いたことのないパターンの問題)が当然出題されます。
そうでなければ模擬試験を受ける意味がありません。
そのような初見問題でも、自分のそれまでの知識や経験をフルに活かし、消去法や「感覚」などを駆使して、とにかく解いてみることが大事です。
そうすることで、初見問題への対応力がつきますし、自分の今の実力を測ることもできます。
(参考)CIAの試験本番の注意点について
試験結果を見直すことで、新たな知識、幅広い知識を身に付ける
模擬試験の結果、もしそこで合格ラインに達していたとしてもそれで終わりではありません。
不合格ラインならなおさらです。
問題、選択肢、解答、解説を参照することで、新たな知識、幅広い知識を身に付けましょう。
模擬試験と似たような問題が試験本番でも出題されるかもしれません。
なお、試験結果の見直しや、そこで得た知識を理解し、定着させるのには時間がかかります。
試験本番直前(例、1週間前)に模擬試験受けたのでは、そのための時間がとても足りないと思います。
そのため、試験本番の約1か月前に模擬試験を受けることを私はおすすめします。
安くない受験料ですので、模擬試験そのものを本番環境に慣れるために活用し、さらに、試験終了後は出題内容および解答・解説を十分に理解することで、模擬試験をフル活用しましょう。
最後におさらいをさせてください。
CIA(公認内部監査人)対策としてのアビタスの模擬試験の活用方法について
- アビタスの模擬試験の概要・料金
- アビタスの模擬試験の申込み方法・受験方法
- 出題環境は本番環境にそっくり
- 模擬試験の活用方法について
以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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