公認内部監査人資格認定試験対応 内部監査基本テキストはCIA(公認内部監査人)受験対策として買うべきか?

結論:Yes and No.(補完的な活用であればおすすめします)

ないと

活用次第だと思います。

なお最新版は第4版です。

公認内部監査人資格認定試験対応 内部監査基本テキスト〈第3版〉の概要

この本は2011年の第1版、2013年の第2版を経て、第3版にいたっています。(2020年1月の私の購入時点)


内部監査の基本を体系的に学べること、かつCIA試験の受験にも役に立つことを狙いとしています。

ページにして800ページほどもあるボリュームのある本です。

なお、当時私は7,480円で購入しました。(以下のリンクご参照)

(参考)

本書の特徴

本書の最大の特徴は、CIA試験のパート1からパート3までの学習範囲・問題集をまるごと1冊に収めている点です。

私がお世話になった専門校(アビタス)の場合、受講契約後、小型の段ボールにぎっしりと詰められた全パート分のテキストと問題集が送られてきました。

それがたった1冊のこの本に凝縮されているのですからすごいです。

デメリット

この本は、テキストで書かれていることの内容が薄いです。(すべてではありませんが。あくまで私個人の感想です)

これは私にとって明らかなデメリットでした。

アビタスのテキストでは数ページに渡って解説されているものが、たった1行程度で済まされているものもありました。

初学者の方がこの1冊だけでCIAに合格することはさすがに難しいのではないかと思います。

演習問題もアビタスの教材との重複が多いです。

メリット

この本には、アビタスのテキスト(メインとしていた教材)には書かれていない解説や問題が記載されています。

この、アビタスのテキスト(メインとしている教材)には書かれていない解説や問題が記載されているという点は本書のメリットと言えます。

CIA試験のやっかいなところは出題傾向がつかみにくいところです。

いわゆる初見問題(今まで見たことがない出題パターン)が本番では必ずと言っていいほど出題されます。

初見問題の対策の一つとして、それを初見問題ではなくしてしまうことがあります。

つまり、できるだけ多くの関連知識を取り入れ、また、できるだけ多くの問題を解くことで、初見問題に出くわす可能性を減らしてしまうのです。

知識の幅を広げるという観点では本書は大いに役に立ったと思います。

(参考)

本書のおすすめの活用方法について

「内容が薄い」、「この1冊だけで合格することは厳しい」と申し上げてしまいましたが、本書を補完的に活用するのは有効だと思います。

つまり、メインとしては他の専門校(スクール)などのテキストを使い、副教材として本書を利用するのです。

私もこの本での学習および問題集の繰り返しを勉強のメニューに組み入れ、結果としてCIA資格取得ができました。

残念ながら、私のCIA資格取得と本書の存在の相関関係はなんとも言えません。

「この本がなくても合格できた」とは証明できないのです。

CIA試験は1回3万円近くかかる試験です。

また、不合格の場合は2か月間は同じパートの受験ができません。

不合格にともなう追加の費用や時間を考えますと、約7,000円の購入コストで少しでも合格の可能性が高まるのであれば、購入を検討する価値は十分あると思います。

本書にまで手を広げて幅広い知識を身に付けたことで自信や余裕につながるという心理面でのメリットもあると思います。

(参考)

ないと

最後におさらいをさせてください。

まとめ(公認内部監査人資格認定試験対応 内部監査基本テキスト〈第3版〉はCIA(公認内部監査人)受験対策として買うべきか?)

結論:Yes and No.(補完的な活用であればおすすめします)

  • 公認内部監査人資格認定試験対応 内部監査基本テキスト〈第3版〉の概要
  • 本書の特徴
  • デメリット
  • メリット
  • 本書のおすすめの活用方法について
ないと

ご購入の検討の参考になれば幸いです。


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