CIA(公認内部監査人)の難易度はどれくらいか

結論:難関だと思います。(超難関でも簡単でもない)

ないと

難関であるからこそ目指す価値があるのだと思います。

CIA(公認内部監査人)を「難関」だと思う理由

CIA(公認内部監査人)は、これまで私が受けたタイプの試験とは違いました。

合格までの経験談も交え、私が、CIA試験は「難関」だと思う理由を「超難関ではない理由」と「簡単ではない理由」を交互に織り交ぜることでご説明したいと思います。

日本語で受験できる(超難関ではない理由)

CIAは日本語で受験できます。ここは受験者にとっては助かる点だと思います。

USCPAなどのアメリカの資格試験では英語でしか受験できないものもあります。

なお、CIAは日本語で受験できるというのは、受験の言語が選択できるようになっているためです。日本語受験を希望される場合は、試験申込みのときに受験言語を「日本語」で申し込みましょう。

また、日本語での受験を選択した場合であっても、試験中には問題文および選択肢の英文を参照することもできます。(日本語では意味が分かりづらい問題文もあり、英語の原文を参照することが助けになる場合があります)

出題範囲が広い(簡単ではない理由)

CIA試験のシラバス(出題トピック)は以下の通りです。

CIA パート1 ー 内部監査に不可欠な要素

CIA パート2 ー 内部監査の実務

CIA パート3 ー 内部監査のためのビジネス知識

http://www.iiajapan.com/pdf/certifications/info/CIA-Exam-Syllabi-Changes-Handbook-Japanese.pdf

上記のシラバス(出題トピック)の参照元である「公認内部監査人認定試験ガイド」には、パートごとの「ドメイン」として出題範囲の詳細が記載されています。

特に範囲が広いのがパート3です。その「ドメイン」は以下の通りです。

ビジネス感覚(35%)

1.組織体の目標、行動および業績

2.組織構造とビジネスプロセス

3.データ分析

情報セキュリティ(25%)

1.情報セキュリティ

情報技術(IT)(20%)

1.アプリケーションおよびシステム・ソフトウェア

2.ITインフラストラクチャーおよびITコントロール・フレームワーク

3.災害復旧

財務管理(20%)

1.財務会計および財務

2.管理会計

http://www.iiajapan.com/pdf/certifications/info/CIA-Exam-Syllabi-Changes-Handbook-Japanese.pdf

いかがでしょうか。出題範囲の広さがお分かりいただけましたでしょうか。

人によっては、「IT関連は苦手」、「ビジネス感覚、財務管理は苦手」という方や「全部苦手」という方もいらっしゃるかもしれません。

実際に内部監査に携わっていらっしゃる方でさえ、それぞれの得意分野やそうでない分野があると思います。

この試験(特にパート3)では幅広い関連知識が求められることになりますので、苦手をなくす試験対策が大切です。

(参考)

テキストの量はさほどに多くない(超難関ではない理由)

「出題範囲が広い」と説明と矛盾してしまうのですが、テキストの量はさほど多くありません。専門校との受講契約のあと、すべてのパートのテキストと問題集が詰まった小型の段ボールが1箱届きました。

届いたときは中身をざっと見て「これを覚えれば合格できるのか。それなら簡単そうだ」と思いました。なお、専門校のテキストのページ数や私が費やした時間に基づく、それぞれのパートのボリュームは以下の通りです。

  • パート1-ボリューム:小
  • パート2-ボリューム:小
  • パート3-ボリューム:大(パート1またはパート2の約2倍)

出題傾向がつかみにくい(簡単ではない理由)

CIAの試験の難しさは、出題の傾向のつかみにくさにあります。

よくある日本の資格試験では、主催者団体が自ら資格対策用の公式テキストを発行します。そのような資格試験においては、出題範囲は公式テキストに忠実であり、そこに書かれていること以外からの出題はありません。

また、実際の試験対策は過去問をこなせば十分といったものもあります。

CIAの試験ではそのようなことはありません。CIA試験のシラバス(出題トピック)は公表されているものの、主催者団体からの試験対策としての公式なテキストはありません。

そのため、試験本番では、初見問題(今まで見たことがない出題パターン)が必ずと言っていいほど出題されます。さらに、受験者が受験した問題について口外することは固く禁じられています。

上記でたとえた日本の資格試験を「開放的(open)」と表現するなら、CIA試験は「閉鎖的(closed)」であると言えます。

私もテキストの読み込み、演習問題の繰り返しをさんざんやったにもかかわらず、不合格になったパートがあります。

テキストの内容を読んで理解しただけでは試験対策としては不十分なものとなってしまうところにCIA試験の難しさがあります。

一年程度で資格取得できる(超難関ではない理由)

他の試験は合格までに4、5年かかったり、年に1回しか受験機会がなかったりします。

その点、CIAは一年程度で資格取得が可能です。私も実際に一年程度で資格取得ができました。早い人はもっと早く取得されています。

また、CIAでは試験申し込みが自分のペースでできるところも利点です

(実際には試験会場の空き状況によって自分の受験したいタイミングで受験できない場合があります。また、パート不合格の場合は、同パートの受験不可期間があるなどのルールがありますのでご注意ください)

(参考)

誰もが資格取得できるわけではない(簡単ではない理由)

どの試験にも言えることかもしれませんが、CIA試験に関しましても、資格取得を目指す誰もがその目標を達成できるわけではありません。

いくら時間をかけても、お金を費やしても、どうしても合格できない方もいらっしゃると思います。

試験範囲の広さ、苦手科目の存在、出題傾向のつかみにくさ、その他さまざまな理由が考えられます。

(参考)合否判定はフェアである

「難関かどうか」とは少しずれてしまうのですが、CIA試験の合否判定はきわめてフェアです。

性別や年齢は関係ないですし、受験者全体の成績上位〇〇名まで(または〇〇%まで)といった相対的な基準もありません。

受験者本人の試験結果が、定められた合格ラインに達したかどうかだけが問われます。

「不合格」の理由は、自分の合格力のなさ以外にありません。

難関であるからこそ目指す価値がある

いかがでしたでしょうか。

私がCIA試験を難関だと思う理由を「超難関ではない理由」と「簡単ではない理由」を交互に織り交ぜることでご説明いたしました。

超難関の資格試験では、どうやっても手が届きませんので、お金や時間の無駄になります。

逆に、簡単な資格試験では、周囲(転職市場、職場など)から評価されませんので、取得する価値があまりありません。

「誰もが取れる簡単な試験ではないけど、どうやっても手が届かない超難関でもない」ところにCIAを目指す価値があるのではないかと思います。

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まとめ

CIA(公認内部監査人)の難易度はどれくらいか

結論:難関だと思います。(超難関でも簡単でもない)

  • CIA(公認内部監査人)を「難関」だと思う理由
  • 日本語で受験できる(超難関ではない理由)
  • 出題範囲が広い(簡単ではない理由)
  • テキストの量はさほどに多くない(超難関ではない理由)
  • 出題傾向がつかみにくい(簡単ではない理由)
  • 一年程度で資格取得できる(超難関ではない理由)
  • 誰もが資格取得できるわけではない(簡単ではない理由)
  • (参考)合否判定はフェアである
  • 難関であるからこそ目指す価値がある
ないと

CIA試験は難しいですが、それだけに資格取得により周囲から得られる評価も高いです。

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