CIA(公認内部監査人)は、専門校の中古テキスト購入による独学でも合格できるのか

結論:できるかもしれません。(ただし、おすすめしません)

ないと

私は専門校(スクール)を活用しましたが、独学することも検討しました。

実際に専門校(スクール)を活用した立場として、また、合格者の立場として、参考になる情報をご提供できればと思います。

中古テキストの購入について

フリーマーケットのサイトやアプリでは、アビタスやTACなどの専門校が発行したCIA(公認内部監査人)の使用済みテキストが流通しています。

CIAに合格された方や資格取得を何らかの理由で断念された方が、不要となったテキストを売りに出されているのでしょう。

実際にアビタスやTACなどの専門校に通わずとも、フリーマーケットのサイトやアプリを通じて、それらのテキストを安く購入することが可能です。

中古テキストの購入による独学をおすすめしない理由

CIA関連のブログを参照していると、専門校に通わずとも独学で勉強し、合格された方もいらっしゃるようです。

私もかつて、中古テキスト購入による独学での受験を検討したことがありますが、検討の結果は、独学ではなく、専門校との受講契約でした。

CIA資格取得を果たせた今ではその選択は正しかったと思います。

私がなぜ中古テキストの購入による独学をおすすめしないのかについてご説明したいと思います。

専門校のテキストは講師の講義とで1セット

CIAの試験の難しさは、出題の傾向のつかみにくさにあります。

よくある日本の資格試験では、主催者団体が自ら資格対策用の公式テキストを発行します。そのような資格試験においては、出題範囲は公式テキストに忠実であり、そこに書かれていること以外からの出題はありません。

また、実際の試験対策は過去問をこなせば十分といったものもありますが、CIAの試験ではそのようなことはありません。

CIA試験のシラバス(出題トピック)は公表されているものの、主催者団体からの試験対策としての公式なテキストはありません。

試験本番では、初見問題(今まで見たことがない出題パターン)が必ずと言っていいほど出題され、それがCIA試験の難易度を高める一つの要因になっています。

(参考)

さらに、受験者が受験した問題について口外することは固く禁じられています。

上記でたとえた日本の資格試験を「開放的(open)」と表現するなら、CIA試験は「閉鎖的(closed)」であると言えます。

前置きが長くなってしまいましたが、CIAがそのようなつかみどころがない試験であることから、テキストの内容を読んで理解しただけでは試験対策としては不十分なものとなってしまいます。

私はアビタスさんにお世話になりましたが、講師の方による講義とテキストとの組み合わせでの学習には以下のメリットがありました。

  • 講師の方によるポイントをおさえた解説により理解が深まった。
  • 講師の方が繰り返し強調された点、大事だと説明された点から本番のテストでの出題があった。
  • テキストとは別に「ここはテキストの余白にメモを取るように」と言われた個所から本番での出題があった。
  • 演習問題の解き方のテクニック・注意点についての丁寧な説明があった。

私の場合、講義の内容はできるだけノートにまとめるようにしていました。復習の際は、テキストとそのノートを相互参照し、講義の内容を思い出すことで、記憶の定着を図っていました。

したがいまして、私の経験上、専門校のテキストは、講義と組み合わせてこそ真の価値が出るものだと言えます。

専門校ならテキストや演習問題がアップデート(追加)される。

専門校で用意されている演習問題の数は豊富ですが、本番ではそのままの形で出題されることはほぼありません。「そんなの習ってないよ」という問題が本番では数多く出題されます。

私はそのために実際に不合格になったパートがあり、その直後には専門校に文句を言いたくなりましたが、それがCIA試験の難しさなのです。

自分の理解不足・応用力のなさが原因だと後で知りました。

そのような中、専門校の学習サポートとして、テキストや演習問題のアップデート(追加)があります。私が特に助かったのが、演習問題のアップデートです。

「閉鎖的(closed)」なCIA試験なはずが、どういうわけかアップデートされた演習問題から本番のテストでの出題があり、パート合格に大いに役立ちました。

こういったアップデートも中古テキスト購入による独学にはないメリットといえます。

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専門校なら資格制度に関する最新の情報が得られる。

専門校による受講生用のサイトを通じて、資格制度に関する最新の情報を得ることができます。

私が勉強を開始して合格するまでの約1年の間にも、シラバス(出題トピック)改定や、CCMS(認定資格受験者管理システム)への移行、新型コロナウイルスの影響に伴う各種変更など、様々な出来事がありました。

そのような最新の関連情報を得られることも中古テキスト購入による独学にはないメリットだと思います。

専門校なら質問や問題集アプリ・模擬試験などのサポートが手厚い。

講義ですので当たり前と言えば当たり前ですが、分からない点は講師に質問することができます。

また、専門校が提供しているスマホ用のアプリも、場所や時間を問わずに勉強することに大いに役立ちました。

さらには専門校の受講生限定の模擬試験も実施されており、実力だめしや知識の幅を広げるのに活用することができました。

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(参考)

中古テキストの購入による独学は結果的に高くつくリスクがある。

言い方を変えれば、これまでの説明は、中古テキスト購入による独学のデメリットということになります。

  • テキストを読んで理解するだけの勉強方法では合格力が身につかないリスクが高くなる。
  • 中古テキスト購入による独学では、テキストや演習問題の内容がアップデート(更新)されることはない。
  • 専門校のサイトを通じて資格制度に関する最新の情報を得ることができない。
  • 質問や問題集アプリ・模擬試験などのサポートがない。

それでも、要領がいい方や十分な知識を持ち合わせていらっしゃる方は、中古テキスト購入による独学で合格することができるかもしれません。

しかしながらそれはCIA合格のための確率の高いやり方ではありません。

不合格による再受験には追加の受験料や時間を要することになりますし、せっかく合格できる素養をお持ちの方が中古テキスト購入による独学を選んだことでうまくいかず、CIA資格取得を断念せざるをえないようなことがあってはもったいないと思います。

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独学をご検討の方へ

様々な理由で独学での試験対策をお考えの方もいらっしゃると思います。

独学をご検討の方へは別途記事を作成していますのでこちらをご参照ください。

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まとめ

CIA(公認内部監査人)は、専門校の中古テキスト購入による独学でも合格できるのか

結論:できるかもしれません。(ただし、おすすめしません)

  • 中古テキストの購入について
  • 中古テキストの購入による独学をおすすめしない理由
  • 専門校のテキストは講師の講義とで1セット
  • 専門校ならテキストや演習問題がアップデート(追加)される。
  • 専門校なら資格制度に関する最新の情報が得られる。
  • 専門校なら質問や問題集アプリ・模擬試験などのサポートが手厚い。
  • 中古テキストの購入による独学は結果的に高くつくリスクがある。
ないと

専門校の中古テキスト購入による独学を検討される際の参考になれば幸いです。

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