今回はシックスパックを手に入れるのが難しい理由について説明いたします。
上の写真は私のお腹周りのものです。
シックスパックとは?
「シックスパック」は英語で「6つのパック」を意味し、”six-pack” と表現されます。
「シックスパック」という言葉は、腹筋が発達している人の腹部の見た目が、腹部の上部・中部・下部の3つの列に左右とも分かれている様子に似ていることからきています。(縦3つ×横2つで6つ)
筋トレを始める方の中にはシックスパックを手に入れることを目指している方も多いのではないでしょうか。
筋トレだけではシックスパックは手に入らない
YouTubeなどには「この運動だけやれば簡単にシックスパックが手に入る」というコンテンツがあふれています。
私は適度な運動と食事管理を心がけて体脂肪率は15%程度を維持していますが、それでも「シックスパックがあります」とは言えません。
上の写真のように腹筋が割れて見えますが、くっきりとしたシックスパック(6つの腹筋)ではありません。
腹筋を目立たせるためには「筋トレ+タンパク質摂取」の他に○○をする必要がある
腹筋を目立たせるためには筋トレをして筋肉量を増やすことが重要です。
さらに、筋肉量を増やすためにはそのもととなるタンパク質を多く含む食事を摂ることも大事です。
しかしながら「筋トレ+タンパク質摂取」だけでは不十分です。
お腹周りの腹筋の筋肉を増強させることができても周りの脂肪がそれを隠してしまうからです。
つまり、腹筋を目立たせるためには全体の体脂肪を減らす必要もあるのです。
シックスパックに必要な体脂肪率は?
シックスパックをより浮き立たせるためには体脂肪率を低くする必要があります。
そのための体脂肪率は以下の通りと言われています。
シックスパックに必要な体脂肪率
- 男性:約5~約10%
- 女性:約8~約15%
標準的な体脂肪率は以下のとおりです。
標準的な体脂肪率
- 男性:10.0%~19.9%
- 女性:20.0%~29.9%
シックスパックを手に入れるのが難しいのは体脂肪を減らすのが大変だから
男性の場合は、「10%」が「シックスパックに必要な体脂肪率」と「標準的な体脂肪率」と重なり合う点ですのでまだ現実可能かもしれませんが、女性にとっては「シックスパックに必要な体脂肪率」と「標準的な体脂肪率」の差が5%(15%と20.0%)あるのでかなりきついと思います。
シックスパックに必要な体脂肪率まで自分を追い込むには、摂取カロリーよりも消費カロリーが多い状態をキープする必要があります。
しかしながら、私たちは本能的にカロリーが含まれている食品を欲します。
ご飯や麺類、パンなどがカロリーが含まれている食品の典型例です。
意図的にこれらを避ける生活は心理的に大変です。多くの場合長続きしません。
私もその一人で、基本的に食べることが好きですのできれいなシックスパックは追い求めていません。
私(男性)がキープしている体脂肪率(15%程度)は先程の表の通り標準の範囲内(10.0%~19.9%)です。
現状で満足しています。
なお、一度きれいなシックスパックを手に入れたらそれをキープするためには同じトレーニングと食生活を続ける必要があります。
そのようなストイックな生活を続けることができるのは一部のアスリートや高い目標を持った方に限られるのだと思います。
体脂肪率15%(男性)でも十分健康的ですし、見た目もスリムです。
その体脂肪率をキープするためのトレーニングと食事管理を続けていますが、ストイックさはありません。
ラーメンやご飯、ピザなど好きなものを食べることができています。
体脂肪率15%程度をキープするためのトレーニングや食事についてはその他の記事で詳しくご紹介していますので興味のある方はぜひご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
まずは自分の体脂肪率を知りたい方は以下の記事もご参考ください。
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