結論:348,800円の費用がかかりました。(私の場合)
けっこうかかりますよね。私も振り返ってみて分かりました。
専門校(アビタス)の受講費用
専門校(アビタス)の受講費用が一番高額でした。
私の場合、専門校(アビタス)の受講費用は187,920円でした。
しかしながら、アビタスさんのおかげでCIAの資格取得ができましたので、賢い投資でした。
合格証明書は以下のとおりです。
内訳は以下の通りです。
- 入学金 10,800円
- 公認内部監査人eラーニング通信コース(e-ラーニング利用可、通学講義出席可) 237,600円
- 電子テキストオプション(利用期間2年、定価21,600円) 0円(ゼロ円)
- CIA財務会計入門(eラーニング 通信コース) 21,600円
- 法人割引(入学金オフ) ▲10,800円
- 法人割引(受講料30%オフ) ▲71,280円
この合計金額(税込)が187,920円でした。
見積もりをいただくまでは20万円オーバーは覚悟していたのですが、運よく勤務先の会社とアビタスさんとが提携されていたため、法人割引の適用を受けることができました。
これから専門校(スクール)選びをされる方は、皆さんの勤務先と専門校(スクール)とが提携関係にあるかどうかの確認をされることをおすすめします。
セミナーなどに参加するなどして、専門校(スクール)に確認するのが確実です。
なお、アビタスさんからは「教育訓練給付金制度」を活用した場合、給付金が33,264円支給され、実質的な負担額は154,656円となるとの説明をいただきました。
よく調べましたところ、一度この制度を利用すると、3年間はこの制度が使えないようでした。
将来別の資格試験(USCPAなどのより費用がかかる試験)を目指すケースに備え、あえてCIA試験ではこの制度は使いませんでした。
(参考)
IIA個人会員
一般社団法人日本内部監査協会のIIA個人会員の年会費として20,000円かかりました。
IIA個人会員かどうかで受験料が異なります。
非IIA個人会員の場合は割高な受験料になります。
次で詳しく説明いたしますが、この年会費20,000円を支払った方が、支払わない場合よりも、各パートの受験料とのトータルの費用は割安になります。
なお、当時は書面での申し込みが必要で、IIA個人会員の登録までに1~2か月程度かかると説明されていました。
実際にはそんなにかからないだろうと思っていましたが、本当に登録まで1か月くらいかかりました。
この時間も短期合格のためには重要だと思いますので、ご注意いただければと思います。
受験料
受験料もけっこう高いです。
私が実際にかかった受験料は以下の通りです。
- 初回受験登録料 12,000円
- CIA パート1 31,000円
- CIAパート2 25,000円×2回=50,000円(※1回不合格のため)
- CIAパート3 25,000円
合計で118,000円でした。
仮にすべてのパートを一発合格できていたとすれば、93,000円(118,000円‐25,000円)で済んでいたことになります。
なお、先ほどご説明した非IIA個人会員(IIA個人会員以外)の場合の費用は以下の通りです。
- 初回受験登録料 25,000円(+13,000円)
- CIA パート1 44,000円(+13,000円)
- CIAパート2 38,000円(+13,000円)
- CIAパート3 38,000円(+13,000円)
非IIA個人会員(IIA個人会員以外)の場合は、たとえ全パートに一発合格できたとしても合計で145,000円かかることになります。
52,000円の割高(それぞれ13,000円アップ×4)ということになりますが、IIA個人会員の年会費として20,000円はかかっていませんので、差し引きでは32,000円の割高ということになります。
なお、これは、非IIA個人会員の場合、すべてのパートを一回で合格できたとしても32,000円割高ということを意味します。
非IIA個人会員の場合でもお得な場合というのは存在しません。
不合格のパートがあり、再受験する場合はさらにその差が広がることになります。
よって、CIAの資格取得のためには、IIA個人会員の登録をしたほうが受験料とのトータルでは割安ということになります。
書籍代・参考書代
以下の書籍・参考書を合計16,280円で購入しました。
本の紹介が今回のメインテーマではありませんので、書籍名と値段のみ記載します。
- 専門職的実施の国際フレームワーク 2017年版・・・4,400円
- CIA試験模擬問題集2019・・・4,400円
- 公認内部監査人資格認定試験対応 内部監査基本テキスト〈第3版〉・・・7,480円
(参考)
専門校の模擬試験代
アビタスの模擬試験も利用しました。
不合格となったパート2の再受験に備え、アビタスさんの模擬試験を2回利用しました。
(他のパートのは利用しませんでした。)
1回3,300円でしたので、2回分で6,600円でした。
(参考)
その他(金額は記載せず)
そのほか、資格認定の要件を満たしていることの証明(4年制大学の卒業・実務経験・推薦者の推薦)にも費用がかかります。
また、数回ですが、専門校を訪ねた際の交通費も発生しました。
細かく記載するときりがありませんので、これらについては省略させていただきました。
(参考)
費用は少しかかりますが、CIA(公認内部監査人)の合格の確率を高めたいのであればアビタスとの受講契約をおすすめします。
ご説明の通り、各パートの不合格には追加の時間とお金がかかります。
残念ながらパート不合格となってしまったときには転職サイトに並ぶCIA関連の求人を見てやる気を奮い立たせたときもありました。
独学では最終的に合格できないというリスクも高まります。
専門校と受講契約を結ぶことで「合格のためのノウハウ」を購入することができます。
「合格のためのノウハウ」があれば、独学の場合に比べて、不合格のリスクを低減させることができ、合格までの時間を短縮できる可能性が高まります。
最後にまとめをさせていただきます。
- かかった費用の全体・・・348,800円
- 専門校(アビタス)の受講費用・・・187,920円
- IIA個人会員・・・20,000円(個人会員になった方がお得)
- 受験料・・・118,000円(1回不合格)
- 書籍代・参考書代・・・16,280円
- 専門校の模擬試験代・・・6,600円
- その他の費用(各種証明費用・交通費)は含まれていない。
以上です。
参考になりましたでしょうか。
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コメント
コメント一覧 (5件)
CIA資格に関する情報が少ないため、大変参考になります。詳細に纏めて下さいまして、ありがとうございます。私も、会計に自信が無いため、アビタスのCIA財務会計入門(eラーニング 通信コース)を申し込みました。CIAは、簿記3級程度の会計知識が必要と言われていますが、アビタスの「CIA財務会計入門」だけで十分でしょうか。他の記事で会計に自信が無いと書かれていましたが、どの様に補完されたか、ご参考までにご教示頂けると幸いです。
私のブログが参考になっているとのことで大変嬉しいです。私の個人的な感想ですが、アビタスの「CIA財務会計入門」で基本事項はカバーされていると思います。なお、私が苦手だったのが仕訳でした。どちらが借方でどちらが貸方になるのか、最初はどうしても分かりませんでした。しかしながら、このような基本事項は別途参考書を買わずともネットにわかりやすい解説がたくさん掲載されていますし、オンライン講義を繰り返し視聴したり、演習問題を解いたりすることでようやく理解できるレベルになりました。また、アビタスの受講生の方でしたら申し上げるまでもありませんが、分からないことがあればアビタスの受講生専用サイトから質問することができます。私も苦手な会計に関しては特に積極的にサイト上で質問をしていました。他の参考書などに手を広げるのは効率が良くないと思いますので、アビタスのテキスト・講義・演習問題で繰り返し学習することをおすすめします。応援しています。
早速のご返信、ご助言下さいまして、ありがとうございました。昨日にPart1~Part3の講義動画を見終えたのですが、Part3の会計は難しいですね。。naitoさんにご助言頂いた様にアビタスの教材を信じ、「CIA財務会計入門」のオンライン講義動画、演習問題を繰り返し、学習する予定です。
(naitoさんにご相談してから判断すればよかったのですが、「簿記3級」の本を先走って購入してしまったため、仕訳が何かを調べるための辞書の様な形でに使用しようと思います。)アビタスで同じ様な形で学習し合格した方がいらっしゃり、心強く感じます。CIAの学習で行き詰った時にご相談させて頂くかもしれませんが、今後とも、よろしくお願い致します。
はじめまして。コメント失礼します。
これから勉強、受験をしようと考えているのですが、推薦状というのはどういう方にどういう事を依頼するのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
推薦状についての記事がございますのでそちらが参考になればと思います。
https://knight-naito.net/2020/09/23/character-reference-form/